HT合金

  • アルミニウム合金
  • ダイカスト用アルミニウム合金
  • 開発合金
  • 自動車・バイク
  • 各種車載部品
  • 精密機器
  • 電動部品

特徴

  • HT-1に含まれるSiは流動性を向上させ、鋳造し易くする効果があります。
  • HT-2に含まれるCuは強度を上げる効果があります。
  • HT合金全般においてFeは焼付き防止効果があります。
  • また、HT合金全般において高い熱伝導を得るため、不純物成分は低含有量となっております。

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グラフ1に示すとおり、HT合金は高い熱伝導率が得られます。

HT-1は熱処理を行うことでさらに高い熱伝導率が得られます。

HT-2、DIKHT-3は熱処理無しで高い熱伝導率が得られます。


グラフ1 熱伝導率の比較

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グラフ2に示すとおり、HT-1とDIKHT-3は特に高い耐食性が得られます。


グラフ2 耐食性の比較

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熱伝導率と引張強さの関係をグラフ3に示します。熱伝導率が高くなるほど引張強さは低下します。


グラフ3 熱伝導率と引張強さの関係

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写真1に示すとおり、HT-2やDIKHT-3は綺麗なアルマイト処理が可能です。


写真1 カラーアルマイト後の試験片外観

Siは流動性を向上させ、鋳造し易くする効果があります。

Feは焼付き防止効果があります。

Cuは強度を上げる効果があります。

高い熱伝導率を得るため、不純物成分は低含有量となっております。

用途

放熱特性が要求される部品
  • 電子機器のヒートシンク、受熱ブロック
  • LEDヘッドライト など

HT-2は特許取得済み
※DIKHT-3はHT-2の特許内に含まれております。

おことわり

本技術資料に記載されている数値は、当社の測定値であって保証値ではありませんので、ご了承ください。

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